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  • 執筆者の写真中山 孝一

政治家の罪

更新日:5月1日

 こんな政治家がいれば拍手をおくりたい


「わたしは決して国民のためにとか、この国を良くしようとかの思いで政治家になったのではありません。自民党の政治家になり派閥にはいって頑張ればたくさんのお金が入り大臣になるのも早いよと聞いたので必死に努力して政治家になりました。多くの先輩の助言のもと、はじめにやった仕事がパーテイー券を売ることでした。がむしゃらに売りまくりました。ところが、自民党のため、派閥のため、自分のためにと思ってやっていた事がはじめて不正だということを知らされました。

 

 そもそも、わたしは政治家やマスコミがいう国民のためにという意味がわかりません。わたしにとって国民とは地元の有権者のみです、その中でもわたしの支持者だけです。その支持者のおかげで国会議員になれたのだからその方達だけのためにいい仕事をしようと思っているだけです。それ以外の人たちのために尽くそうとは思っていません。考えてみれば、総理大臣をはじめ各大臣にしたって元々地元の一部の国民が選んだ議員たちです。全国民が選んだのではありません。そんな一議員がいろんな手を使って大臣までのぼりつめたのです。彼らにとっても地元にいる支持者だけが国民なのです。

 わたしも、地元の国民のお役に立ちたく、大臣への道を突き進むためにパーテイー券以外の仕事も頑張りました。ところが、今回の騒動でわたしの目標がもろくもくずれそうです。これ以上議員にとどまっても希望がもてません。よって、国会議員の職を辞する決意を致しました。」


 議員スタッフと議員との連座制が問われている、が、もうひとつ、選ばれた議員と支持者の連座制も問うてはどうか、悪いことをした議員を輩出した県に対して何らかの処罰をあたえるという、例えば、沖縄県選出の国会議員が汚職、セクハラ、パワハラ等で問題を起こし辞職したとする、沖縄県に対ししばらくの間地方交付税が廃止及び減額されるなど・・・これヤバイな!

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