中山 孝一

2016年9月1日3 分

肉体改造

肉体改造を試みる。おおげさだが単なる何回か目のダイエット、いつも失敗してきた試みに今回かは本気で取り組もうと思った。この年になりこれからの事を考えると次いつ本気になるかわからないし、なってもこれ以上気力は起こらないと思うと今しかチャンスはない、この数年何回かは試みてはいるけど成果はでない、というか出る前に諦めている。これがいけないと最近思った。今回は4月の後半から初め現在6/23で二ヶ月、普通筋肉の変化はこの辺りで出るというが僕の場合はどうも違うみたいだ、脂肪の分解、燃焼のメカニズムをネットやら本やらで見てもしっかりとした筋トレを続けると二ヶ月では明らかに体型が変化するとある、それが起こらないのは何故なのか、方法もチェックしているので間違いはないと思う、体質の問題からもっと時間を要するのだろうか、だから今これで諦めてやめると、又以前のように後悔しか残らない、だからこう切り替えた。

 別に痩せなくても、体型がよくならなくてもいいではないか、こうして運動できる身体があるだけで満足しありがたく思おうじゃないかと、毎日のように通う奥武山公園にはいろんな人が来る。健康な人は野球やテニス、お年寄りでもグランドゴルフやペタンクやでいつも盛り上がっている。しかし健康な人ばかりではない、脳梗塞でも起こしたのか足を必死になって引きずりながらのリハビリの人たちも結構いる。そして施設から来た脳障害の若い人たちも散歩に来る。こういう中で自分なりに結構ハードなトレーニングが出来る喜びを最近感じてきた。不自由なく動く自分のカラダをもてるだけでどれだけ幸せなことなのか、からだが硬い、腹がなかなかへこまない、といつもいらだっていたことがこうした環境にいるといつのまにかこの身をいとおしく思えるようになる。自分の意思でこの身を大切にしなくてはと思う。更にこれだけ動けるのだから何かに役に立つことを考えなくてはと思うようになる。どこかの国の偉いさんが言っていた、日本の国には立派な言葉がある、それは「もったいない!」この言葉を世界中の共通語にしようと、確かにそうだもったいない身体が一杯いる。これらを集結してそのエネルギーをあるところへ持っていく、そうすると世界が抱えている多大な問題を解決できることに繋がるのではないか、とかを時たま奥武山を歩いたり、走ったりしたときに考えるのだが、僕の小さな頭ではこう考えるのが精一杯、じゃどうすればいいんだよ!といわれても、グーの根も出ない、所詮小市民なのである。テーマの肉体改造からとんでもない話に及んだ、でも肉体改造の意識は常に必要ではないかと考える。人間20歳でおおよその基本の肉体が出来上がるというそのときの体重が基本でそのあと普通は体重がどんどん増えていく、20歳で57キロあるとその後の増えた体重はその差がほとんど脂肪だという、だから僕の現在の体重が74キロだから当時の57キロから引くと実に17キロの脂肪がこの42年間で出来上がったことになる。こう考えると実に恐ろしい。故に肉体改造の意識は常々持ったほうがいいではなく持たなくてはいけないのだ、よく仕事上ではあらゆる改善案を社員に要求するがそれ以上に大事なのはそれをこなす人間の身体改善が今の社会に必要なのでは?

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