top of page
検索
  • 執筆者の写真中山 孝一

パラダイムシフト 1

更新日:2021年4月5日

1.アルトコイン、スマートコントラクト、トークン、ブロックチエーン、マイニング、イーサリアム、プロトコル、アルゴリズム、フインテック

2.マイクロバイオーム、サイトカイン、セロトニン、マイクロバイオータ、ペニリシリン、ヒトゲノム、プロバイオティクス、プレバイオティクス、

 いきなりですが以上のカタカナ語で聞いたことあるのはいくつぐらいあるでしょうか、この中には二つの分野の専門用語があります。テーマの「パラダイムシフト」というのは、これまで常識と思われていたもの、あるいは当然だと思われていた価値観が劇的にくつがえり、とんでもない社会が現れるという意味らしいです。僕は個人的に次の二つの分野でその「パラダイムシフト」が現れてくると思っています。

 一つ目は社会システムの「パラダイムシフト」です。はじめに書いた1.アルトコインからフインテックまでは「ブロックチエーン」といわれる新しいシステムの専門用語です。これは聞いたことがあると思います。数年前爆発的なブームを起こし世間中がざわついた、仮想通貨「ビットコイン」。それを支える技術です。

 しかし、これらの用語を理解しようと関係する本をいくら読んでも、ネットで調べても、この固い頭をいくら揉みほぐしても全く理解できません。それでも何故かこの技術が社会システムを大きく変革するだろうとの確信めいたものががあります。

 それは20数年前に遡ります。あの当時、パソコン通信というものにはまっていました。パソコンといってもパソコンはまだなかったのでワープロ機を電話回線につないでやっていました。その後パソコンを入手、そこで初めて「インターネット」というものを知りました。まだ世の中での認知度は低く、いろんな本で調べても全く理解できません。それでもとにかくつないでみようと何度も試した結果、これが「インターネット」というものか、とやっと少し理解できたところまで行き着きました。

 あれから20数年、「インターネット」がどういう理屈で成り立っているのかは知らなくても周りを見回すほとんどの人が携帯コンピューター「スマートフオン」を使いこなしています。隔世の感とはこのことか

 「ブロックチエーン」も20年いや10年後にはとんでもない世の中を作り出しているはずです。

 二つ目は医療技術システムの「パラダイムシフト」です。近年急激に増えたアレルギーやアトピーや肥満に、うつ病や自閉症という精神的疾患と思われた病気も実は人体に宿す膨大な細菌によるものだという研究結果があちらこちらで明らかになってきたようです。はじめに書いた、2.マイクロバイオームからプレバイオティクスまでの用語がこの分野の専門用語です。これもこれまでの医学界の通説をくつがえす大事件です。

 これまでの歴史で、人類を苦しめてきたものは感染症という、細菌、ウイルスとの戦いでした。それは、天然痘だったりスペイン風邪だったりコレラ、赤痢、あるいは結核のようなものだが、現在これらの菌は地球からなくなりました。それはペニシリンから始まる抗生物質のおかげだったようです。

 ところが、あまりにも便利なこの抗生物質を投与しすぎたために、現代病とか21世紀病とか云われるものがではじめました。今や国民病と云われる花粉症は昔はなかった。何故か

 最近このようなことに興味を持ち出しました。この二つの分野に関して、これからわかったことを書いていけたらと思っています。又ご意見があればなんでもお寄せください。 これからの社会ますます面白くなってくると思うとワクワクします。これ一番のアンチエイジングかもしれない・・・


閲覧数:105回0件のコメント

最新記事

すべて表示

昼呑みのすゝめ ①

昔の話、出先の食堂で見た光景。ニッカポッカを着た中年の大男と小さい若い青年が入ってきた。店員に「あれ!」と言っただけで出てきたのは並々と注がれたコップ酒、それを二人とも一気に飲み干したあと食事をした。実に鮮やかな呑みっぷりでかっこよかった。 高所の作業の緊張を和らげるために飲んだのだろうか、酒の効用というものか・・・世間一般でいわれる、真っ昼間から酒飲んでこいつらは、という蔑みが消えて憧れを感じた

小桜十夜 <ジュークボックス>

今の世はいろんな分野で最新のテクノロジーを競い合っているが、昔のアナログ時代でも驚くべきテクノロジーがあった。それは、ジュークボックスという自動音楽再生装置。今は携帯電話からタダで音楽が流れてくるが、その前はCDやMDという媒体を使い、もっと前はレコードやカセットテープなどで音楽を聞いていた。そのレコードが何十枚と入ったボックスにコインを入れ選曲すると機械が自動的にレコードを選び曲が流れる。そんな

Aボール物語 ③

酒飲みは一杯のグラスに思いを詰め込むロマンチストばかり、何処どこの店での一杯に思いをはせる。かくいう僕もこれまで、赤坂見附のバー木家下の開高マテイーニ、新宿伊勢丹サロン・ド・シマジのマッカラン、銀座7丁目ライオンのサッポロ生、老舗居酒屋では大阪の明治屋、名古屋の大甚、京都の赤垣屋の銘柄不明の銅の燗付器から注ぐ燗酒、バーザンボアのハイボールは大阪、神戸、銀座、京都の各店はさすがに変わらぬ味。古くはラ

bottom of page