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  • 執筆者の写真中山 孝一

川柳というもの 2


 なかなか止まぬコロナの勢い、我が家でも不要不急な外出はやめと隔離生活に入りました。当然やることといったら、一杯片手に、空を眺めながら妄想の世界に入り時間を過ごすことになります。ということで次の10句が浮かびました。

1.おじいちゃんと 孫にいわれて 七福神

いつものいかつい顔が孫の一言でこうなる。目に入れても痛くないことがわかる。

2.今日はやめ と誓った日こそ 酒が倍

普段の適量がないからこういうことになる、意志薄弱なのか

3.このアプリ いいと思うと あとで泣く

無料のアプリには警戒を、あとで多額の請求が

4.買い物に 付き合うたびに 後悔す

女子の買い物はとにかく長い、あの店この店と、がまんガマン!

5.この質疑 この答弁に 何の意味

意味のある質疑なのか答弁なのか、変な日本語が飛び交う国会中継は面白い

6.わしゃボケぬ と保険会社に 抵抗す

保険会社は新商品といって認知保険を盛んに勧める。それに必死に抵抗するが・・・

7.ペイペイで 支払う妻が ドヤ顔に

ペイペイで自慢げに支払うが、直前までやり方を必死に聞いていた

8.体脂肪 落ちる端から 付いてくる

落としても落としても付いてくる体脂肪、もう無理して落とさなくてもいいのでは

9.病院じゃ 加齢につきと かたづける

重篤な病と思いきや、いつもの便利な言葉、嬉しいやら悲しいやら

10.一家に二個 アベノマスクで もう安心

全国民に自信を持ってお送りするアベノマスク、これでコロナ撃退!          

                                   佬白山 作

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今から40億年前に地球が誕生して、その後5億年たって突然現れた一個の単細胞から派生して現在の地球上のすべての生き物の世界はできたという、目に見える動物界、植物界、目に見えない微生物にいたるまでたった一個の単細胞から生まれた。ということはこの世のすべての生き物は元をたどれば皆繋がっているということになる。これはもう俗にいう「人類皆兄弟」や「いちゃりばちょーでー」とかの次元ではない、そのへんをうろつく

去年の8月に食道がんの告知をうけ、9月からの抗がん剤治療、11月の手術と順調にすすみ、その後は思ったより回復がはやく体調もいいので、旅行へ行ったり、テニスをしたり、酒も少々たしなんだり、ということが日常になってきた。これは元の生活に戻ったぞーと喜んだ矢先だった。志願してPET(CTより精密にわかる検査)をうけたところ二箇所に反応がでた。食道がんは転移しやすいと聞いていたので多少の覚悟はできていたが

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