top of page
検索
  • 執筆者の写真中山 孝一

川柳というもの


 今年は俳句に挑戦と先日「俳句を楽しむ」という本を読み出した。が習うより慣れろ、と詠み出したのが俳句ならず川柳のようなものだった、季語を使わないだけで川柳といっていいものなのかわからない、しかしこの五七五のリズムに面白さを感じた。それからは毎日のように言葉が頭をついて出ていく首ができた。

 この時勢だからこそ、人間にユーモア、ウイット、エスプリ等が必要だと思う。川柳を詠みながらこれらを身に付けたいと思っている。

 いくつか並べたのでご一読ください。さらに評もお願いいたします。

1.おばあちゃん と孫にいわれて 般若面(はんにゃづら)

若いと若いと思っていたが、孫から見たらどう見てもおばあちゃんだった、じゃんねん!

2.片付けて はじめて知った ゴミ屋敷

結婚して子供ができた。そして皆が巣立った。後の残るのは不要なものだけだった。

3.インスタ映え 狙った写真は どれもクズ

注目を集めるために必死に撮り続けた写真はどう見ても、インスタ不映えだった。

4.この危機に 政府はいつもの 茶番劇

コロナ危機にいつものような与野党のやりとり、そのうちにコロナ終息に

5.どうもどうもと 握手をねだる 元議員

議員癖が抜けきれず誰にでも手を差し出す元議員がいる。過去の栄光今一度。

6.検診の 一日前だけ シラフ顔

数値だけ良くなるように無駄な抵抗を試みる、可愛いいのんベー達

7.コロナにて 世界の民が ワンチーム

コロナがパンデミックに、地球が一つになった。戦争してる場合じゃないよ

8.異変きた サー出てきたぞー 専門家

何か異変があるたびに現れる各専門家の方たち、テレビで大活躍、が一時期だけ

9.停年で 不要不急の 毎日が

不要不急の外出はやめるようにとテレビでは騒ぐが、停年後は要も急もない

10.このスマホ 数年経てば ガラ系に

今はガラ系と言われるが数年前は最新機器だったではないか          佬白山 作


閲覧数:31回0件のコメント

最新記事

すべて表示

土の中での冬ごもりから虫たちが春の陽気にさそわれ蠢き出すという「啓蟄」、沖縄では「うじゅむん」というらしい、この時期はほんとに気持ちのいい日が続く、家にこもっているのが実にもったいない気がする。そこで虫の気持ちになってみようと我も蠢き出した。 しばらく乗ってなかった自転車に空気を入れ錆止めをぬり撒くと乗れそうな気がする、これもリハビリとばかり恐る恐るペダルをこいだ。なんとか乗れた。 家のすぐ近くに

昨年の12月に退院してすぐに取り組んだのが家の改造だった。病人の部屋を作らなきゃいけない、一番必要とされた電動ベッドはすでに準備されていた。(介護用ではない、なんでも寝る時は上半身を30度上げなければならないらしく仕方なく購入した)そして、家内と相談の上この際だからと各部屋も手を加え気分を一新にした。更に、諸々の整理をした。終活のためではない、あくまでも断捨離のつもりだ。本をどさっと処分した。サイ

沖縄の中心地那覇、その中でもメインストリートの国際通りは映画館により復興が始まった。記憶の中でも、国映館、グランドオリオン、琉映本館、桜坂劇場、大宝館、らがあり、国際通りの命名にもなったアーニーパイル国際劇場があり、その隣は平和劇場と映画館が乱立していた。残念ながら現在は一軒の映画館もない、当時は東映のチャンバラもの、東宝の怪獣もの、若大将シリーズに酔いしれたものだが・・・最近は桜坂劇場の通りすが

bottom of page