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創造的人間

  • 執筆者の写真: 中山 孝一
    中山 孝一
  • 2017年2月6日
  • 読了時間: 2分

 昔のカネボウのコマーシャルで「フォア ビューテイフル ヒューマンライフ」というコピーがやたらテレビで流れていたような記憶がある。化粧品のメーカーなので全ての女性が美しい人生を送るために、わたしたちがお手伝いいたします。という意味なのか

 それをもじって「フォア クリエイテイブ ヒューマンライフ」という言葉を思いついた。 常に創造的人間たれ、と自分で勝手に約しこれからの人生こうありたいものだと戒めたことがあった。

“もの”と“こと”を作り出すというのは容易なことではない、模倣ではなく0からのスタートはかなりの柔軟性と想像力が要求される。それを実行するとなると勇気もいる。しかしそういう領域にはまれば抜け出せない魅力を感じるのかもしれない、多くのクリエイターはそういう世界にはまったのではないかと思う。

 この人類の歴史はまさに創造の繰り返しの中で出来たもの、芸術でも音楽でも科学でも。先人のその又先人の新しい発見をさらに発展させた歴史が今の文明があると考えると夢がある。ということは我々と同じ人間の遺伝子をもつ人間の仕業となると、僕たちも創造的人間たる可能性は多いにある。あるものを作り出す歓びを先人たちと共有できるのである。

 誰でもオリジナリテイーの溢れるものが噴き出してくると感動の渦にまきこまれる。その人にしかない独創性はさらに多くの人に感動をあたえる。このとき最大の幸福感が訪れるのであろう。これまで多くのこういう場面を見てきて思う。

 そしていつも自分もそうありたいと思ってきた。

どうすればそれが可能かを考えたこともあった。

 ニーチエの言葉に

「何か新しいものを初めて観察すことではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である。」とある。

 この人類史上の膨大な情報にはいくらでもそのヒントがある。其処に気づき新しい眼でとらえることで、独創が生まれる。

 「汝の足元を掘れ、そうすれば必ず泉がある」ともニーチエは言っている。忘れがちな足元、そこに目を開けば、人生が開けるか

よし!創造的な人間をめざして、今からフオア クリエイテイブ ヒューマンライフを


 
 
 

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