「沖縄大衆カルチャー酒場 小梅」が3周年を迎えた。開業前の2021年5月ごろ3回続けて小梅についてのブログをアップしたが今回初めて開業後の「小梅」の状況を記すことになる。3年間というのは中学、高校では大きく変化するが社会でもそれなりに大きな変化が起きるようだ。特に「小梅」がオープンする前後の社会状況は忘れられないものになるだろう。3年前の2021年の1月半ば、前年から続くコロナ禍の不安のなか「小梅」が開業に向け意気揚々と始動した。
ところがコロナ禍は沈静化するどころかますます社会を不安に陥れる。政府の策に国民は翻弄されることになる。特に「夜の街」を封じ込めようと飲食店にかける抑圧は多くの倒産、失業者そして自殺者を出した。このことが明るみに出されなかったことも国の施策である。それは負のイメージを払拭しつつ国の威信をなりふり構わずかけて開催した「東京オリンピック」がものがたる。コロナ対策と東京オリンピックで国民を振り回した、時の総理大臣はその年の9月に忽然と去った。小梅の開業時の時代背景はこのようなものだった。
コロナ禍という前代未聞の災難が世界中を襲い,成す術がなく慌てふためく社会状況のなかで「小梅」が開業までこぎつけた意義は非常に大きい。どんな事業でも大なり小なり紆余曲折をへて存在する。難局を乗り越えるためには関わる人間の知恵と努力がものをいう。諦めれば全て消えてなくなる。「小梅」は前代未聞の重大危機が開業と同時に訪れたといっていい、いきなり希望を打ち砕かれたようなものだ。しかし、その難局をみんなの力で勇猛果敢に乗り越えた。だから今があるのだ。この経験はなにものにも代え難い財産となり「小梅」発展の大きな礎(いしずえ)となることは間違いない。毎年の周年にはこれらのことを確認するいい機会になる。
最後に3周年を迎えた小梅のスタッフに敬意を表し全員の愛称を記す
「亮さん、ちーちゃん、みーみー、やんぴー、ギーボー、うっちー、あーやー、くーるー
あっちゃん、たけしー、あーかー、にーじー、はーるー、大ちゃん、まいちゃん、ほーりー」みーんな、いい男にいい女ぞろい
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