中山 孝一

2020年4月5日2 分

川柳というもの

 今年は俳句に挑戦と先日「俳句を楽しむ」という本を読み出した。が習うより慣れろ、と詠み出したのが俳句ならず川柳のようなものだった、季語を使わないだけで川柳といっていいものなのかわからない、しかしこの五七五のリズムに面白さを感じた。それからは毎日のように言葉が頭をついて出ていく首ができた。

 この時勢だからこそ、人間にユーモア、ウイット、エスプリ等が必要だと思う。川柳を詠みながらこれらを身に付けたいと思っている。

 いくつか並べたのでご一読ください。さらに評もお願いいたします。

1.おばあちゃん と孫にいわれて 般若面(はんにゃづら)

若いと若いと思っていたが、孫から見たらどう見てもおばあちゃんだった、じゃんねん!

2.片付けて はじめて知った ゴミ屋敷

結婚して子供ができた。そして皆が巣立った。後の残るのは不要なものだけだった。

3.インスタ映え 狙った写真は どれもクズ

注目を集めるために必死に撮り続けた写真はどう見ても、インスタ不映えだった。

4.この危機に 政府はいつもの 茶番劇

コロナ危機にいつものような与野党のやりとり、そのうちにコロナ終息に

5.どうもどうもと 握手をねだる 元議員

議員癖が抜けきれず誰にでも手を差し出す元議員がいる。過去の栄光今一度。

6.検診の 一日前だけ シラフ顔

数値だけ良くなるように無駄な抵抗を試みる、可愛いいのんベー達

7.コロナにて 世界の民が ワンチーム

コロナがパンデミックに、地球が一つになった。戦争してる場合じゃないよ

8.異変きた サー出てきたぞー 専門家

何か異変があるたびに現れる各専門家の方たち、テレビで大活躍、が一時期だけ

9.停年で 不要不急の 毎日が

不要不急の外出はやめるようにとテレビでは騒ぐが、停年後は要も急もない

10.このスマホ 数年経てば ガラ系に

今はガラ系と言われるが数年前は最新機器だったではないか          佬白山 作

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